みなさまお疲れ様です。
エブリィの軽キャン化は、間もなく完成です。
今回はテレビの設置の巻です。
ギャレイのシンクのスペースを活用してテレビを据え付けられるよう、アマゾンでポチッたディスプレイアームを取り付けています。
ここに、かみさんの実家から引き揚げてきた19インチテレビを取り付けました。
上下の木枠は揺れ止めです。
上の木枠はコの字形で、上部の隙間を埋める役割です。内側にウレタンクッションを貼ってます。
下の木枠は前面板でテレビを挟み込んでマジックテープで固定し振れ止めにしています。角棒を左右の隙間に入れ込んでギャレイに固定するようにしており、簡単に取り外せます。
この上下の木枠でがっちりTVを固定でき、走行中の振動にも耐えられます。
木枠を外すと、自由にTVの向きを変えられます。手前に出せばシンクが使えます。
後ろに向ければ、外からテレビを見ることもできます。
テレビの右にアンテナプラグが見えます。テレビを見るときは屋根にアンテナを仮設してアンテナジャックにプラグを接続します。
自作アンテナです。
アンテナ架台です。屋外で使いますので、雨対策に塗装は木材保護塗料を使いました。
裏には、100均のネオジム磁石を貼って屋根に固定できるようにしています。
ちょっとここで、アンテナの話をしましょう。
ラジオアンテナのガラスアンテナ化の巻(こちら)でも説明させていただきましたが、アンテナは奥が深いのです。
日本には世界に誇れるアンテナの2大発明があると小生は勝手に思っています。
ひとつは八木アンテナ。大正時代に東北大学の教授であった八木氏と学生の宇田氏が発明したもので、テレビの受信アンテナといえば八木アンテナと世界中で使われています。横棒がいっぱい付いているやつで、アナログTV時代はどのご家庭の屋根にもVHFとUHF用の二つのアンテナが付いていましたので、見たことのない人はいないでしょう。指向性があって高い利得が得られ、送信用アンテナとしても優秀でプロの世界で多く使われています。
もう一つが、「ヘンテナ」と呼ばれている昭和の時代に日本のアマチュア無線家が考案したものです。へんてこなアンテナで「ヘンテナ」と命名されたようですが、今や世界中で通用する名前です。とても簡単な構造なのに高性能ですので、特に地デジのUHF帯用に多くの方が自作しています。
このヘンテナを改良して性能アップしている方がYouTubeで紹介していました。いるかさんです。
こちら、やこちらです。
このいるかさんの後者の改良版のものを試してみました。
私の作り方は、ラジオのガラスアンテナの巻と同じく、パウチフィルムの内側に両面テープでアルミホイルを貼ってパウチする方法です。
エレメントのサイズは、いるかさんの紹介のとおりにしました。
給電点にはコイルしたすずメッキ線をアルミ箔上にテープで貼り付けて先っぽをパウチフィルムに開けた小さい穴から外に出して、そのままパウチしています。その2本のすずメッキ線を3Cの同軸ケーブルの芯線とシールド線にそれぞれはんだ付けしてシリコンシーラントで防水処理しました。横に通している竹ひごは風で曲がらないための補強です。中央に10mmのアクリル棒を貼りつけて、アンテナ架台に差し込むようにしています。
さてさて、これをTVに接続して受信状況を確認しました。
レグザの受信レベルで、43以上推奨のところ、54程度で受信できています。全ての局が受かってまして、ブースターなしで行けます。
すごいぞ、ヘンテナ! 素晴らしい、いるかさん!
送信局から遠くなると電界強度が低下して受からなくなるかもしれませんが、まあ、これでいけるんじゃないでしょうか。
キャンプのときはTVは必要ありませんが、車中泊のときは暇つぶしに必須ですね。
ご閲覧ありがとうございました。
エブリィ 軽キャン化シリーズ
エブリィの軽キャン化は、間もなく完成です。
今回はテレビの設置の巻です。
ギャレイのシンクのスペースを活用してテレビを据え付けられるよう、アマゾンでポチッたディスプレイアームを取り付けています。
ここに、かみさんの実家から引き揚げてきた19インチテレビを取り付けました。
上下の木枠は揺れ止めです。
上の木枠はコの字形で、上部の隙間を埋める役割です。内側にウレタンクッションを貼ってます。
下の木枠は前面板でテレビを挟み込んでマジックテープで固定し振れ止めにしています。角棒を左右の隙間に入れ込んでギャレイに固定するようにしており、簡単に取り外せます。
この上下の木枠でがっちりTVを固定でき、走行中の振動にも耐えられます。
木枠を外すと、自由にTVの向きを変えられます。手前に出せばシンクが使えます。
後ろに向ければ、外からテレビを見ることもできます。
テレビの右にアンテナプラグが見えます。テレビを見るときは屋根にアンテナを仮設してアンテナジャックにプラグを接続します。
自作アンテナです。
アンテナ架台です。屋外で使いますので、雨対策に塗装は木材保護塗料を使いました。
裏には、100均のネオジム磁石を貼って屋根に固定できるようにしています。
ちょっとここで、アンテナの話をしましょう。
ラジオアンテナのガラスアンテナ化の巻(こちら)でも説明させていただきましたが、アンテナは奥が深いのです。
日本には世界に誇れるアンテナの2大発明があると小生は勝手に思っています。
ひとつは八木アンテナ。大正時代に東北大学の教授であった八木氏と学生の宇田氏が発明したもので、テレビの受信アンテナといえば八木アンテナと世界中で使われています。横棒がいっぱい付いているやつで、アナログTV時代はどのご家庭の屋根にもVHFとUHF用の二つのアンテナが付いていましたので、見たことのない人はいないでしょう。指向性があって高い利得が得られ、送信用アンテナとしても優秀でプロの世界で多く使われています。
もう一つが、「ヘンテナ」と呼ばれている昭和の時代に日本のアマチュア無線家が考案したものです。へんてこなアンテナで「ヘンテナ」と命名されたようですが、今や世界中で通用する名前です。とても簡単な構造なのに高性能ですので、特に地デジのUHF帯用に多くの方が自作しています。
このヘンテナを改良して性能アップしている方がYouTubeで紹介していました。いるかさんです。
こちら、やこちらです。
このいるかさんの後者の改良版のものを試してみました。
私の作り方は、ラジオのガラスアンテナの巻と同じく、パウチフィルムの内側に両面テープでアルミホイルを貼ってパウチする方法です。
エレメントのサイズは、いるかさんの紹介のとおりにしました。
給電点にはコイルしたすずメッキ線をアルミ箔上にテープで貼り付けて先っぽをパウチフィルムに開けた小さい穴から外に出して、そのままパウチしています。その2本のすずメッキ線を3Cの同軸ケーブルの芯線とシールド線にそれぞれはんだ付けしてシリコンシーラントで防水処理しました。横に通している竹ひごは風で曲がらないための補強です。中央に10mmのアクリル棒を貼りつけて、アンテナ架台に差し込むようにしています。
さてさて、これをTVに接続して受信状況を確認しました。
レグザの受信レベルで、43以上推奨のところ、54程度で受信できています。全ての局が受かってまして、ブースターなしで行けます。
すごいぞ、ヘンテナ! 素晴らしい、いるかさん!
送信局から遠くなると電界強度が低下して受からなくなるかもしれませんが、まあ、これでいけるんじゃないでしょうか。
キャンプのときはTVは必要ありませんが、車中泊のときは暇つぶしに必須ですね。
ご閲覧ありがとうございました。
エブリィ 軽キャン化シリーズ
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shugaku24
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